きれいな庭造りで地域の美化に貢献する市民に贈られる「緑の街角賞」(主催・平良市民運動実践協議会グリーン部会)。今回紹介する「緑の塀賞」「花いっぱい賞」「植栽努力賞」ともに、木々の緑や多種の花々が色鮮やかな庭を演出する。前回に引き続き、庭造りにこだわりを持つ残る受賞者の3宅を紹介する。(山里勝美記者)
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緑の塀賞
前泊豊彦さん宅 (荷川取) |
塀に沿って並ぶ鮮やかな黄緑色のタイワンレンギョウが、緑の塀を作り出している。道路から玄関までのアプローチは原色の草花がレンギョウのグリーンとほどよくマッチし、さわやかなコントラストを生み出している。従来の「緑の塀賞」は直線的な生垣けが多かったが、立体的な奥行きが感じられ、新鮮な印象を受けた。「緑の塀賞」に値する植栽をしている。
緑の塀賞
前泊豊彦さん、ミヨさん夫婦 |
植栽努力賞
亀浜勇助さん宅 (西里) |
門から庭までの飛び石のある長いアプローチには左側塀沿い下にイシギク、ツワブキ、オオタニワタリなどが、壁面にはツル性の植物をはわせて豊かな緑の壁となっている。庭には手入れの行き届いた芝が広がり、中央にはリゾート風のいすとテーブルを配置、いつでもくつろげる空間になっている。木々の間に木彫りのオブジェを置いたり、竹を編んでブロック塀をカバーするなど、園芸に対する高い関心がうかがえる庭である。
植栽努力賞
亀浜勇助さん |
花いっぱい賞
下地恵吉さん宅 (東仲宗根添) |
門から赤瓦住宅の玄関まで緩い線で結ばれた歩経路の両サイドには、色とりどりの鉢に植えられたブーゲンビレアが並び、出迎えてくれる。住宅随所に所狭しと咲き誇る花々からは、住む人の花や植物に対するいとおしさが庭いっぱいに感じられる。手作り感漂う庭園は、たくさんの鉢に植えられたブーゲンビレアを主体に、インパチェンス、ペチュニアなど多種多様な植物が植えられ、日ごろから小まめに植え込んでいる感じを受ける。
花いっぱい賞
下地恵吉さん |
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