「創造する市民の文化」をテーマに、17日から第30回平良市民総合文化祭・一般、春の部（主催・平良市など）が市中央公民館で始まった。盆栽や花、果樹などを展示する「花と緑の園芸展」、和菓子と抹茶を味わうことができる「お茶席」、機織りや糸績（う）み体験の「宮古上布展」などを開催。きょう18日には将棋大会が行われる。会場は午前９時から午後５時まで。文化祭の様子を写真で紹介する。

　　
【 糸績（う）み 】
　宮古上布展での糸績（う）み体験コーナー。植物の苧麻（チョマ）から糸ができるまでの工程を実体験。古くから継承されている技法を学べる。

　
【 織物体験 】
　２階研修室で行われている宮古上布展では、織物体験コーナーを設置。織り方を教わりながら、約30分間機織り機で織りを体験できる。出来上がった作品はお土産に。

　　
【 癒しの空間 】
　県立宮古農林高校農業工学科の生徒たちが造園した日本庭園「癒やしの空間」。草木をバランス良く配置し、お茶席の雰囲気を盛り上げた。

　
【 お茶席 】
　会場の入り口に設置されたお茶席。季節を表した和菓子と抹茶を用意。17日は表千家、18日は裏千家流でたてた抹茶を振る舞う。実演も行い、茶道の様子を紹介する。

　　【 盆栽展 】
　約20点におよぶ盆栽の作品。市長賞など各受賞作品のほか出展された盆栽を紹介する。また盆栽の実技指導も行われる。

　
【 園芸展 】
　果樹や花などを展示した「花と緑の園芸展」。ブーゲンビレアや各種レモンなどを紹介。会場に彩りを添える。