み〜んな兄弟姉妹
〜 伝統文化に親しむ 〜
池間子ども会・育成会
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3日の土曜日は、早朝から各家庭を周り活動資金を稼ぐための「アルミ缶、空き瓶」収集をした。ある男の子は「桃勢ちゃんは、これ(軽いアルミ缶)を持って」と、かっこいい兄貴ぶりを発揮。収集を始めた当初、子供たちは、ごみ袋を開いてアルミ缶を集めていたが、現在は活動が理解され各家庭が分別して置くようになった。昨年の収益は7万2100円。収集が始まる前まで、行事のたびに費用は割り勘にしていたが、始まってからはこの金を充てるようになった。 子供たちの面倒を見ている小禄会長は「活動を通して、あいさつなどいろいろとマナーが身に付くようになった」、平良若代さんは「何事も協力してするようになった」と、成長に目を細めた。 池間小学校は来年、創立100周年を迎える。母親たちは「今年の活動は『100周年』をキーワードにしたい。池間から市役所までのタスキリレーも考えている」と、今年度の目玉活動を描いている。 池間島は周りを海に囲まれ、島には湿原が広がる豊かな環境。その中、子供たちは幼いころから泳ぎを覚え、釣りも得意だ。「池間の子はみんな釣りをする。そのせいか魚の名前もよく覚えている。湿原の野鳥のこともよく知っている」(母親たち)。池間っ子は豊かな自然にも育まれている。 写真説明(上)・家庭から排出されたアルミ缶を回収する子供たち 写真説明(下)・集落内からアルミ缶を回収した子供たち |