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短歌の力に支えられて
歌集「時間の川」の著者
砂川 光子さんさん(68歳)
(宮古島市城辺出身)
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短歌の世界に触れたのは五十代に入ってから。子育てを終え、安堵(あんど)感の一方で感じていた「心に穴が開いたような喪失感」を「五、七、五、七、七」の三十一音が「充実感」に変えた。 常に自分自身に向き合い、内面を表現した作品を生み出している。「短歌を作るときは今も難しさを感じるが、良い一首ができると心の中の悩みや苦悩が消化できた気持ちになる」と短歌に秘められたパワーを語り「歌は私の人生を助けてくれている」と最大の魅力を明かす。 所属する結社「未来」の活動では、毎月十首の作歌を続けている。「時には苦境に陥ることもあるし、つらさを抱えることもある。忙しい時も。でも、どんなことがあっても月に十首を作ることが心の張りになり、作品ができた時の満足感に支えられている」。短歌は、日々の生活のエネルギー源だ。 「これからも自分自身を見詰め、しっかりと作品を作っていきたい。そして、第二の歌集につなげたい」。心の世界は、三十一音のリズムに姿を変えて息づいていく。 砂川 光子(すなかわ・みつこ)1937(昭和12年)年6月8日生まれ。宮古島市城辺出身。58年平安女学院短期大学英文科卒。日本歌人クラブ会員。「時間の川」で日本歌人クラブ九州ブロック優秀歌集受賞。 |