はばたけあすの顔

四人は島の宝物

 宮古島市立大神小中学校 全校児童生徒



   全校児童生徒数四人の大神小中学校は、宮古島の北部・島尻から船で約四`の海上に浮かぶ大神島にある。小学生三人、中学生一人の四人は「島の宝物」だ。
 一番年下の浩司君(三年)が目標にするのは、隣で席を並べて勉強している六年生の「勇輔先輩」だ。「親友であり、良きライバルです」と話す。その勇輔君は「勉強も好きだけど、やっぱり釣りが一番好き」と海を見つめる。
 「みんな仲良しで、いつも一緒に遊んでいる」と正和君(六年)は仲の良さを自慢する。
 三人の良きお姉ちゃんとして優しく見守る紗弥花さん(中学二年)は「互いの欠点をみんなで助け合うことができるのが良いところ」と笑う。
 将来の夢は? 浩司君は「お笑い芸人」、勇輔君が「父さんのモズク漁を継ぐ」、正和君は「お弁当屋さん」、紗弥花さんは「養護教諭」。四人の笑顔がキラリと輝いた。

 小学校
 【三年】国仲浩司
 【六年】根間勇輔
 【担任】本永理奈先生
 【六年】国仲正和
 【担任】比嘉豊樹先生

 中学校
 【二年】根間紗弥花
 【担任】宮國博弥先生

                                           (具志堅千恵子記者)

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