6年間の集大成として、学芸会で劇「ハーメルンの笛吹き」を発表。持ち前の団結力と、約1カ月にわたる「朝練」の成果が実り、大成功。観衆から大きな拍手を受けた。
小学校入学時から、ほとんど同じメンバーで過ごしてきたというだけあり、ここ1番の団結力はぴかいち。
その団結力が光ったのが学芸会だ。毎朝、発声練習などを重ねた。児童たちは「発声訓練のための腹筋が一番きつかった」と振り返るも、互いに励まし合いながら練習に励んだ。発表後の感想を聞くと「達成感があった」と笑顔で口をそろえ、胸を張る。
毎日の掃除から学校行事まで、最高学年として後輩たちの面倒を見る、優しいお兄さん、お姉さんたち。後輩たちからの信頼も厚い。
「幅広い視野を持ち、1%の可能性でもあきらめず、努力、挑戦する心を持ってほしい」と與那覇先生も健やかな成長に期待を込める。
春からはいよいよ中学生。地域の大きな期待を背負い、羽ばたけ8人の狩俣っ子たち。
【男子】▽上里祥太▽川満翔平▽譜久村未来▽根間大地
【女子】▽島尻ひかる▽根間希美▽大山智子▽知念由美
【担任】▽與那覇修先生
(福里賢矢記者)
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