「一緒に百歳を」 友利 清三郎さん(83歳) 1922(大正11)年8月15日生まれ 敏さん(80歳) 1925(大正14)年12月9日生まれ (城辺字西里添)
一年を通じて、季節の野菜作りに精を出している友利さん夫妻。清三郎さんが耕運機で土を耕せば、後ろから敏さんが種をまく。その種が成長して実を付ければ、収穫は二人の共同作業だ。「いつも私たちは何をするにも一緒だね」と目配せして笑う。 壮年時代、生命保険の代理店として、城辺地区全域の集金を担当していた清三郎さんは「何より信用が第一の仕事。毎日オートバイに乗って駆け回ったよ」と懐かしむ。敏さんは自宅と近接する「友利商店」を営み、店と家を守って夫を支え続けた。「頼りになる夫、真面目な子供たちに囲まれて幸せだよ」と笑みをこぼす。 現在は、作った野菜を孫にプレゼントしたり、近くの商店で野菜を販売したりと悠々自適の日々を楽しむ。合言葉は「互いにぼけずに健康で、一緒に百歳を迎えよう」 子供五人、孫十人、ひ孫一人。 (具志堅千恵子記者)
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