「今を一生懸命に」

下地 清一さん (83歳)

1922(大正11)年10月28日生まれ


(城辺字友利)

ganzurogo.tif (147800 バイト)「過去にとらわれることなく、今を一生懸命に生きることが大事」と、力強い口調で話す下地さん。「くよくよせず、楽しく生きること」を健康の秘訣(ひけつ)とし、趣味のグラウンドゴルフやゲートボールを楽しんでいる。
 小学生のころから畑に出て農作業に精を出してきた働き者。結婚してからは、サトウキビやイモを作り、夫婦で力を合わせて六人の子供を育て上げた。「とにかく農業は大変。キビを作っても台風にやられたり、育たなくて心配したり。でも私たちが頑張らないと子供も育たないから踏ん張った」と穏やかに話し「だけど、農業も子供を育てるのと一緒で、喜びも楽しみもあるからね」。現在も、現役農家として「子育て」に奮闘する毎日だ。
 戌(いぬ)年生まれで、今年七回目の年男。「健康で来年もあっという間に迎えたい」と、優しい笑みを浮かべた。
 子供六人、孫八人。

                         (具志堅千恵子記者)

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