元気をもらって100歳目前

砂川 幸乃子さん(99歳)
1907(明治40)年2月5日生まれ

(上野字宮国)

ganzurogo.tif (147800 バイト) 週に一度のデイサービスに参加するのが大好きな幸乃子さん。折り紙でティッシュ箱を作ったり、友人らとのおしゃべりに花を咲かせたりと楽しい時間を過ごす。
 視力の低下で若いころのようにすらすらとは読めないが、現在も虫眼鏡を使って毎日大好きな新聞に目を通す。「カジマヤーの時に孫やひ孫から元気をもらったから、もう百歳を迎えるよ」と軽やかに笑う。
 若いころは畑仕事の合間を見て、木綿の糸を買ってきては機織りをして服を作った。まき集めや水くみなど、息つく間もなく家事に追われていたが、思いかなって結婚した亡き夫の彰さんと支え合いながらの生活は「毎日が充実していたよ」と幸せそうに振り返る。
 「自分にできることはしないとね」と家の周囲や前の道の草取りをする。悠々自適に過ごす中でも、生活にはピンと張りがあり、百歳を目前に働き者はまだまだ健在。
 子供4人、孫8人、ひ孫11人。
                                  (坂本慧)

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