仕事と快眠が元気の秘けつ

赤嶺 真一さん (80歳)
 1924(大正13)年3月24日生まれ
 平良市西原)

ganzurogo.tif (147800 バイト) ゲートボール歴30年。「免許もあるよ」と豪語するほど熱心な愛好家だ。健康の秘けつは、仕事と運動、そして快適な睡眠のバランスだとか。
 若い時分から海が職場。働き盛りの頃は南太平洋に浮かぶガダルカナル島近海までカツオ漁に出向き生計を立てた。現在は、モズクの養殖が主な仕事。「5月に収穫を終え、今は海から網を引き揚げて洗って干している。次の種付けまでの大切な準備期間だよ」と快活な口調で話す。「草を取ったり、雨降りのあとは汚れを除いたりしてこれが結構忙しい」とにっこり。日焼けした笑顔が現役の充実度を表す。モズク養殖の合間には、妻・正子さんの名前からとった漁船「正丸」で追い込み漁へ。「50歳のときに造った船だが今でも順調。いい船だよ」と愛着を示す。
 「毎日働いて、夜は酒を少し飲んでぐっすり眠る。『また明日も頑張ろう』という気持ちになるからね」。海が舞台の忙しい日々はまだまだ続きそうだ。
 子供4人、孫4人。

  (文・写真 砂川智江)

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