はつらつとしたマツさんの日課はゲートボール。毎日のように気の合う仲間たちと公民館に足を運び、ゲームに夢中になる。
しっかり運動し、畑で汗を流して「がんずう」を保つマツさん。同居する息子、弥太郎さん夫婦もそのパワーに押され気味の様子。農業を営む弥太郎さんは「畑の草取りはおばあの仕事。任せておけば安心」というほどだ。
畑仕事をはじめ、今では担い手がめっきり少なくなったブー(苧麻)の糸績(いとう)みもこなす。午前中に仕事を済ませると、午後には友人とゲートボールに興じる。元気の源は規則正しく、日々「楽しい」と思える生活にあるようだ。
そんなマツさんにとって製糖期は忙しいと同時に寂しい時期。「今は忙しくてゲートボールができないからねぇ。早くキビ刈りを終わらせてゲートボールに行きたいさー」と笑った。
子供5人(3男2女)、孫13人、ひ孫1人。
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