趣味を楽しむ
仲宗根 恵俊さん(91歳)
1911(明治44)年9月16日生まれ
(平良市下里)
趣味の貝殻細工や絵を描き始めて30年以上になる恵俊さん。家の中には、これまでの自慢の作品が所狭しと並べられている。 貝殻細工や絵を始めたきっかけは「家内が楽しんでいるのを見て面白そうと思った」という。それ以来、作る楽しみを覚え今では周囲から「職人並みの腕前」と評判だ。 貝殻細工は、貝殻を加工せずにそのままの貝を素材として使用する。何枚も重ねたり、色を塗ったりして花や魚の形にし、絵や置物などに仕上げていく。 手先が器用な恵俊さんは貝殻細工のほかに、ミニチュアのわらぶき小屋作りにも熱心に取り組んでいる。高さが約30}の大きさで、庭やトイレなど細部にまでこだわった作品を目指しており完成まであと1カ月余りという。 「出来上がりが楽しみ。完成したら今度は、母校である昔の北小学校の模型を作ってみたい」と意欲を見せる。 長年の趣味を生かし、毎日を楽しんでいる恵俊さんだ。子供4人、孫7人、ひ孫4人。
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