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「相手に自然と受け入れてもらえる伴走者のような存在になりたい」。波名城さんは、心の病気を抱える人の相談相手「精神保健福祉士」だ。今年の三月三十一日に資格を取得し、宮古病院デイナイトケア室に勤務する。 「今は慣れることで精いっぱい」。「物質的なケアではなく、精神的なケアが中心」のため自身が疲れた時には、趣味のスポーツでうまく気持ちを入れ替える。特に得意の卓球は、宮古で一、二位を争うほどの腕前だ。 「精神障害者と地域社会との懸け橋に」。宮古で三人目の精神保健福祉士として「社会に残る差別・偏見を無くしていきたい」と力強い口調で抱負を語った。 （坂本 慧記者） |
