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「子どもが好きで、子どもの成長にかかわれる仕事をしたかった」と、大学卒業後二年間勤めていた外資系の会社を辞め、宮古で教師になるために、昨年戻ってきた前里さん。教員への第一歩として、下地小学校で事務主事として働いている。 理想は「心から生徒の話を聞ける教師」。その志の高さは、給食時間や学校行事のときなどに、子どもたちと積極的にかかわる姿に表れている。 現在、中学校の英語教諭として教壇に立てるように、今月下旬に行われる教員採用試験に向け猛勉強中だ。 りんとした顔立ちが印象的。大きく澄んだ瞳で宮古島の子どもたちの未来を見詰めている。 （坂本慧） |
