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一・五㌧のトラックに乗って宮古全域を回り、各商店に氷とアイスクリームを配達する島袋さん。勤務して約一年半が過ぎ、「道と商店にだいぶ詳しくなった」と笑顔を見せる。 「一つの商品でも、それを作る人、運ぶ人、買う人、それを使う人と、いろいろな手に渡っていくと知りました」と語る。たくさんの人の「手」が携わった商品を、次の人の「手」へと、配達できる喜びを実感しながら業務に励む毎日だ。 「いつも心にゆとりを持ちながら、慌てずに事故のないように心掛けています」。トラックに乗ってきょうも待つ人のもとへ、心を込めて商品を届ける。 （具志堅千恵子記者） |
