ホープさん
近い存在でありたい
兼久 剛一(ごういち)さん(25歳)
県宮古支庁 農業水産整備課
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「大好きな海を眺めるたびに、私にできることはないだろうかと考えていた。宮古の美しい海に心引かれ、宮古での勤務を希望した」と力強く話す兼久さん。「漁業者、県民のための港づくり」を胸に、日々の業務に取り組む。 漁港内にある防波堤や護岸、施設や環境整備などに携わるほか、県が管理している七港のうち三港を担当。多忙な毎日を送るが、「漁業者の要望に応えられたとき、やりがいを感じます」と充実した笑顔を見せる。 「港をよりよく利用してもらうためにも常に利用者のことを考え、近い存在であり続けたい」と、そのまなざしは優しく真っすぐだ。 (具志堅千恵子記者) |