 【那覇支局】「2003
ミス沖縄選出大会」（沖縄観光コンベンションビューロー主催）がこのほど開かれ、両親が宮古出身の川満杏梨さん（19）がミススカイブルーに選ばれた。８月１日の「観光の日」から１年間、県の観光や物産の宣伝活動を行う。杏梨さんの父・博信さん（47）と母・美子さん（47）はともに下地町出身。祖母のアイさん（72）ほか、親せきの多くは同町にいる。 杏梨さんは那覇市で生まれ、２歳から糸満市に住んでいる。現在は沖縄女子短期大学で保育士を目指して勉強中。ミス沖縄選出大会には、短大から推薦され出場した。 博信さんは「良い経験になるだろう」と軽い気持ちで送り出したが、ミス沖縄に選出され、「まさか、うちの子が選ばれるなんて」と驚きを隠せない。杏梨さんも「ただ、びっくりした」と話すのが精いっぱい。一方、宮古では親せきたちが朗報に沸いたという。 祖母のアイさんは「元気で、とにかく体に気を付けてほしい。そして、ミス沖縄がこなすべき仕事をしっかりとやってほしい」とエールを送った。 「小さいころから真っ黒に日焼けして走り回っているような普通の子だった」と語る博信さん。「趣味はピアノ、好きな食べ物はケーキ」と笑う杏梨さん。沖縄にいる『フツーの女の子』が沖縄の持つ『フツーの魅力』を伝えていく。 ミス沖縄には川満杏梨さんのほか、ミスコバルトブルーに瑞慶覧涼子さん（19）＝大学生、南風原町＝、ミスクリーングリーングレイシャスに新里若菜さん（20）＝短大生、那覇市＝が選ばれている。 写真説明・ミス沖縄に選出された川満杏梨さん＝28日、那覇市 （ 2003/07/01 新聞掲載 ） |
