多良間島 豊年祭
 
〜 スツウプナカ 〜
 

2003年5月20日
 
多良間島にて

 
 豊作に感謝し、今後の豊年を願う多良間村の伝統行事「スツウプナカ」。祭り本番の20日を前に、各祭場では2日前から準備に取りかかった。男性が中心となり、漁を担当するイム(海人)座、神酒を作るブシャ座、料理を担当するクバン座、幹事担当のカンジン座など各座に分かれて祭りに備えた。準備や祭り当日の様子を写真で紹介する。

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ツヌジャラと呼ばれる木の器で神酒を飲む。「ヒーヤ、ヤッカ、ヤッカ」のはやしを歌う老人たち=20日、フダヤーの祭場

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色とりどりの魚を捕獲。漁を担当するイム(海人)座の男たちは2日間海岸に泊まり込み、祭りで使う魚の漁に精を出す=19日、村内の普天間港

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祭場で祈りをささげるツカサたち。20日の本番には4つの祭場すべてを巡った=20日、ナガシガーの祭場

 

 

 

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イム座の男たちが捕ってきた魚をさばくクバン(料理担当)座。かまぼこ、刺身、てんぷらなど祭りで使う料理を作る=19日、ナガシガーのクバン座

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神酒を作る女性たち。人手不足から、女性も手伝いに加わるようになった。ゆでた芋と麦こうじを使って発酵させると、酸味と甘みのある神酒が出来上がる=パイドゥニのブシャ座(神酒作り担当)

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