多良間
〜 スツウプナカ 〜
幸多いタラマユーに歓喜
 


2006年5月05日

掲載 
 

 
 今月三日から四日にかけ、島を挙げて大漁・豊作に感謝し祈りをささげた多良間村のスツウプナカ(節祭り)。四つの祭場では、それぞそれが役割分担で責任を果たし、充実した表情を見せていた。参加者全員が一体となり、幸多い「タラマユー(多良間の富貴)」の喜びを分かち合っていた。スツウプナカの様子を紹介する。

                             

 竜宮の神へ魚の刺し身や神酒、塩などが供えられ感謝と祈りがささげられた=3日、字塩川

 

下ろした魚を臼に入れ、きねで突いて粘りの良い「かまぼこ」に仕上げた=3日、字塩川

 



招待客の兼城克夫宮古支庁長(手前左)や下地昌明多良間村長(同右)、伊志嶺亮宮古島市長らが「ヤッカ、ヤッカ」のはやしに合わせ神酒を回し飲みした=4日、字仲筋

 

 

 



魚類を刺し身などにさばく男性ら=3日、字塩川





ブシャ座の男性らは作った神酒を神へ供えるため、神酒瓶を担いで老人・中老座に届けた=3日、字塩川
 

 

多くの男女がかまぼこの原料を容器にたたき付けながら仕上げた=3日、字塩川

 

神職の司母(ツカサンマ)らが4つの祭場を回り、竜宮の神へ感謝し祈願=4日、字仲筋

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