池間島 佐良浜
ミャークヅツで歓喜・熱気一色
豪快なクイチャー披露
「ヒヤサッサ」
 


2006年11月02日

掲載 
 

 
 宮古島市平良の池間島と伊良部の佐良浜の二地区で、豪快なクイチャーが披露された伝統行事「ミャークヅツ(宮古節)」。大勢の男女が歓喜に満ちあふれ、初日のミャークヅツを心行くまで満喫した。西原地区はきょう2日、集団クイチャーなどで熱気に包まれる。池間島と佐良浜の2地区の模様を写真で紹介する。
◆◆ことば◆◆
 ミャークヅツ 「ミャーク」は宮古、この世「ヅツ」は季節の節目を表す節の意味。「こうしているうちが浮き世だ、現世だ」ということから現世を大いに楽しむという意味。池間島では、十八世紀に始まったとの一説があるが、定かでない。分村の佐良浜、西原にも継承され発展した。毎年旧暦八月、九月、十月のいずれかの月に訪れる最初の「甲午の日」に行うのが昔からの習わし。
 

         

円陣をつくり躍動感あふれるクイチャーを舞った=佐良浜

      
   
      男性たちは楽しく豪快に踊った=池間島

 



笑顔で踊る女性たち=佐良浜






 

 



新加入の男性らが豪快なクイチャーで盛り上げた=佐良浜

      


    
    会場に供え物を運ぶツカサンマ(前から2人目)たち=佐良浜
 

 

躍動感あふれる踊りを披露する男性たち=池間島の上げ桝ムトゥ

 

クイチャー踊りの始まりを告げるツカサンマ(司母)たち=池間島

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