第3回 クイチャーフェスティバル2004 写真特集
第3回クイチャーフェスティバル2004―んなまからど宮古ぬ世(みゃーくぬゆ)―(主催・同実行委員会、宮古毎日新聞社)が 11月7日、平良市のカママ嶺公園多目的広場で開催された。各地域に伝わる伝統クイチャーや創作クイチャー、小学生らのマーチングバンドによる初のクイチャー合同演奏など大きな盛り上がりを見せた。17団体総勢1000人の躍動感あふれるクイチャーを写真で紹介する。
伝統・創作 新旧が共演
【友利郷土芸能保存会】 400−500年の歴史を持つ友利のクイチャー。踊り手たちは伝統の誇りを胸に、体いっぱいで祖先への敬意を表す
【与那覇のヨンシー保存会】 クバ笠の真っ赤な花が夕暮れの会場を華やかに彩る。耳に残るリズムと軽快なステップで、与那覇の明るさを宮古中の人々に贈る
【漲水のクイチャー保存会】 漲水御嶽の奉納舞踊として現在も盛んに踊り継がれている。人頭税に苦しむ農民たちが、生活の安定向上の願いを込めて歌い踊った
【うるかクイチャー愛好会】 掛け声高らかに地域の仲間と共に踊れば、自然に笑みも広がる。結成20年目でメンバーが若返り、祖先の精神文化が脈々と受け継がれている
【チーム太平山(タイピンシャン)】 平良市役所の若手職員を中心に結成。汗の飛び散る勇壮な棒さばきと、風になびく大漁旗がひときわ会場の目を引いた 【下地町子供会クイチャー愛好会】 鮮やかな青色の衣裳でクイチャーを披露した子供たち。練習を積み重ね、しっかりと伝統芸能を受け継いだ
【クイチャー大共演(東小・平良第一小・南小マーチングバンド)】 総勢114人の児童が、この日のために練習したクイチャーを演奏。アレンジを加えた曲で楽しませた
【みつばアンジェラス】 かわいらしい揃いの衣装で、元気いっぱいに楽しむみつば幼稚園と保育園の子どもたち。微笑ましい姿で大きな拍手を誘った
大地を舞台に歌い踊る
【福里クイチャー保存会】 伝統着にねじりはちまきを締め、古くから地域に伝わるクイチャーを見せた
【西原クイチャー保存会】 流れるような美しい舞に、地域文化を継承する踊り手たちの年季がにじむ。130年前の分村当時、苦難に満ちた西原住民らの心を支えた踊りだ
【荷川取クイチャー保存会】 「ヒヤサッサ」と掛け声に合わせて踊る保存会のメンバー。地域で受け継がれてきた伝統芸能をアピールした
【新城クイチャー保存会】 地元・新城と在平良市郷友が一丸となって伝統のクイチャーを力強く踊った
【ノーム】 「人頭税廃止クイチャー」をテーマに、船のかいやかごなどさまざまな道具を手にしながらユニークな踊りを展開 【Be Joyful(ビー ジョイフル)】 アパラギ賞を受賞したBe Joyful(ビー ジョイフル)。軽快なステップでオリジナルクイチャーミックスを披露し、観客を楽しませた
【新羅(しんら)】 グリーンとピンクの鮮やかな衣装で、躍動感いっぱいのダンスを披露。リズムの良い体系展開やさえた動きに若さがあふれる
【太陽(てぃだ)っ子隊】 かわいらしい衣装を身にまとい、元気いっぱいの踊りを披露した子供たち
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