多良間島の「八月踊り」
 
写真特集

2004/09/21〜23 開催

 国の重要無形民俗文化財に指定されている多良間島の「八月踊り」が旧暦の8月8日に当たる9月21日から3日間の日程で、仲筋、塩川の両字で華やかに繰り広げられた。島の豊年祭に当たる八月踊りでは住民らが島の繁栄と向こう1年の五穀豊穣を願って民俗踊りや組踊りなどが演じられた。年に1度の貴重な祭りを見ようと会場には多くの観光客や島出身者らが詰め掛け、次々と披露される演目に惜しみない拍手を送った。


字仲筋


 




絶世の美女とうたわれたオーガマ、クイガマ姉妹。優雅な舞いで観客を魅了した=21日、字仲筋・土原御願所
 




棒と棒がぶつかり合う力強い音が響いた
 





組踊り「忠孝婦人村原組」の最後にはお年寄りも参加して、会場を沸かせた
 



色鮮やかな衣装がずらりと並び見る人を魅了した





総引きには登場人物が笑顔で再登場。大きな拍手を受けた

 




狂言に大喜びのお年寄りら
 



祭りを舞台裏で支えた「三線座」。10時間にわたり演奏を続けた
 

多 彩 な 伝 統 芸 能 を 披 露



塩川

 





色鮮やかな衣装を身にまとい華麗な舞を披露した22日、字塩川・ピトゥマタ御願所

 



勇壮な獅子舞が歴史ある祭りの舞台を清めた
 





「よーいしー」では、のこぎりを引く動作の後、皆一斉に大笑い

 



あでやかな化粧で舞台に臨む
 



総引きでは白髪のお年寄りが孫の手を引いて登場し、健康を報告した

 
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