【特集】 第6回ビーチバレー宮古島大会2005

下地町与那覇 前浜ビーチ 2005/06/4・5 開催

 「熱戦!出会いと感動!ビーチバレー海(in)宮古」をスローガンに4、5の両日、下地町与那覇の前浜ビーチで開催された第6回ビーチバレー宮古島大会2005(主催・同大会実行委員会)。男子 2人制、女子2人制、男女混成4人制に島内外から154チーム総勢528人が出場し、「東洋一」の砂浜で熱い試合を繰り広げた。会場には多数の地元住民も訪れ、選手たちに声援を送った。 2日間にわたって開催された大会の様子を写真で紹介する。
 

◇男子2人制 優勝
「感無量」と優勝喜ぶ  チーム「畑・青木ペア」

 フルセットまでもつれる決勝戦を制し、男子2人制で優勝を飾ったチーム「畑・青木ペア」。真っ黒に日焼けした青木晋平さん(24)、畑信也さん(25)は満面の笑顔で「感無量」と優勝を喜んだ。
 チームのカラーは「若さと勢い」―。強烈なサービスエースで加点していく持ち前のスタイルで、次々と勝ち上がる。
 迎えた決勝はビーチウィンズとの対戦。1セット目はサービスエースが決まり、21―14と先取するが、続く第2セットで苦戦。サーブで攻めきれない上、疲れのためかミスも生まれ、なかなか波に乗ることができず、そのまま19―21で落とし、セット数1―1で最終セットへもつれこむ。
 しゃく熱の太陽の下、気を取り直して臨んだ最終セット。相手は格上だったが、自然体で戦ったのが功を奏した。得意のサービスエースを連発し勢いに乗ると、粘り強く相手の攻撃に耐え、高さを生かしたスパイクで得点を重ねる。結果、15―10のスコアで勝利、今年初めに結成した新しいチームながらチャンピオンに輝いた。
 「優勝を弾みに、世界大会でも上位を狙いたい。将来的な目標はオリンピック出場」と口をそろえる2人。「次回大会も出場し、連覇を狙う」と早くも意気込む。
 また、「こんな素晴らしい環境。みっちり練習すればすごい選手が誕生するのでは」と、宮古からのライバル誕生に期待した。

 写真説明・強烈なサーブを武器に優勝を飾った「畑・青木ペア」の(左から)青木さん、畑さん=5日、下地町前浜ビーチ

◇女子2人制 優勝
Vリーグからビーチに転向 チーム「ニシボリ」

 激戦の女子2人制を制したのは、チーム「ニシボリ」の西堀健実さん(23)、育実さん(同)の双子ペア。Vリーグからビーチバレーに転向し、公式戦で初優勝。「超うれしい」と真っ白な砂を付けた顔をほころばせ、抱き合って喜びを分かち合った。
 小学校3年生のころから2人一緒にバレーボールを始めた。古川商業(現古川学園、宮城県)時代には、高校生のあこがれ、春高、インターハイ、国体を制し3冠を達成した実績も持つ。
 3年前、「2人のバレーをやろう」と、ビーチバレーに転向。だが、なかなか結果を残せず何度も挫折しそうになったという。それでも「2人で決めたことだから頑張ろう」と各地の大会で経験を積んだ。
 持ち前のコンビバレーで次々と勝ち上がり、決勝へ。決勝戦では、チーム「5、6年前」を相手に1セット目こそ、16―21で落としたものの、2セット目以降は落ち着きを取り戻し、持ち前の粘り強さ、コンビネーションを存分に発揮。互いのレシーブ、ブロック位置をサインで決め、互いが自分の役割をしっかりとこなし、22―20、15―9と、2、3セットを連取。劇的な逆転劇で公式戦、初めての優勝を宮古島で飾った。
 「優勝は自信につながった」と口をそろえ、「ビーチバレーは息の長い競技。経験を糧に、あせらず世界を目指したい」と意気込みを見せた。

 写真説明・女子二人制優勝を飾ったチーム「ニシボリ」の(左から)西堀育実さん、健実さん

◇男女混成4人制 優勝◇
宮古勢初の優勝飾る  チーム「あがいたんでぃ」

 過去最多の108チームの頂点に立ったチーム「あがいたんでぃ」。伊良部町出身で元伊良部高校バレーボール部員の浜川直洋さん、池間宇紘さん、佐和田温子さん、現役高校生の伊波知香さんが圧倒的な強さで他のチームを寄せ付けず、宮古勢として初の優勝に輝いた。
 鹿児島県にある鹿屋体育大学4年の浜川さんは大学でもビーチバレーを行っており、一昨年は男子2人制にも出場したほどの経験の持ち主。それぞれ通う学校も住む場所もバラバラで4人そろっての練習は1度もなかったが、高校時代に培った技とチームワークが光り勝利へと導いた。
 浜川さんは「現役高校生の伊波さんの元気なプレーが勝因となった」と分析。「大学でもやっているので砂にも慣れている。前回、2人制で出場したこともあるが地元なので四人制で出場し楽しもうと思った。1度も4人そろって練習したことがなかったので、まさかの優勝です」と笑顔を見せた。メンバーの池間さんは「最高に楽しかった。風を味方につけることができた」、佐和田さんは「現役高校生相手に頑張れた。先輩としての意地を見せました」、伊波さんは「すべてのプレーが良かった。優勝できてうれしい」とそれぞれ喜びを話した。
 決勝戦では後輩でもある伊良部高校の現役バレー部のチーム「チーム川根」と対戦。伊良部勢同士の決戦とあってコート周辺を大勢のギャラリーが囲み、選手たちに声援を送った。

 写真説明・宮古勢として初めて優勝に輝いたチーム「あがいたんでぃ」。(前列左から)佐和田さん、伊波さん、(後列左から)浜川さん、池間さん

 
★白い砂浜で熱戦★
大会・写真特集

 



「乾杯!」。互いの健闘を誓い合い盛り上がりを見せた前夜祭



「正々堂々と闘うことを誓います」。ワールドツアー参加
選手の畑信也選手と井上綾子選手による選手宣誓



互いに一歩も譲らず、技と技が
ぶつかりあった女子2人制。



腰を低く落としレシーブ



「おしい!」。最後までボールを追う



ゲストの全日本男子バレーボール選手、
山本隆弘さんも放送席で試合の様子を観戦



レシーブで相手の攻撃をカット



体をしならせてジャンプサーブ



得点獲得にダンスで喜びを表現



試合が終わり、笑顔で握手



白熱したプレーを見せる選手たち。



女子2人制ではプロ選手たちによるハイレベルな試合が展開された

 
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