10月30日 海はお休みでした 久しぶりに魚のお話を・・・

  
  今日は10/25のログにも登場したイザリウオのお話です。
 イザリウオの仲間が顔から(人間でいうとひたい)釣り竿のようなものを出しているのはご存じの方も
 おおいでしょうね。簡単に言えば、あの釣り竿の正体は「背ビレ」です。
 背ビレの一番前の棘(とげ)が長く伸びて変化したものなんですよ。
 
  さらに感心させられるのは、イザリウオの釣り竿の先にもやはり「疑似餌」がついていることです。
 種類によって違いますが、ベニイザリウオの疑似餌はエビの形をしており、
 イザリウオの疑似餌はゴカイの形をしているのです。
 そして、疑似餌にだまされた魚がイザリウオに正面から飲み込まれてしまうのです。
 
  これらの疑似餌は皮膚の一部が変形したものです。
 ミノカサゴも目の上に突起状のものがありますよね。どちらも皮膚が変化してできた「皮弁」です。
 魚の姿かたちにはそれぞれ意味があることがわかると、ますますフィッシュウォッチングが楽しくなりますね。
  

10月25日 池間島

 
 「もう下地は潜りつくして、つまんな〜い」という贅沢ダイバーと
 今日は池間島へ行ってきました。でも大正解!
 昨日までの下地島の透明度よりずっとよく砂地をはいずりまわって
 存分に楽しみました。宮古ではあまり見かけない「イロイザリウオ」
 との出会いもあり、120%満喫のダイビングでした。
  明日も新たなる出会いを求めて、うろうろしよう!

10月11日 魔王の宮殿&中の島チャネル

  

 
  最近の下地の透明度は、はずれがない!
  今日もとってもきれいでした。
  水温は28度、気温は27度、北東の風。水温の方が高いので
  船にあがったら少し肌寒くなってきた。「秋ですね〜」
  そろそろ、ボートコートでも持って行くといいかもしれません。
 
  魔王の宮殿の一番奥の部屋にはキンメモドキがわんさか。
  チャネルではホソカマスの群れがずっと船下で回っていた。
  海中の水の色は本当に青く、どこまでもよく見渡せる。
  魚好きの私でも、まわりの景色を見ているだけで幸せ気分になる。 
  

9月30日 小学2年生の体験ダイビング

 
   午前中に小学2年生とお母さん(ダイバー)と一緒に潜ってきました。
 5mくらいの深さですが、まぁ、びっくりしました。上手に潜るんです。
 耳抜きもばっちりで、耳抜きするたびに、私にOKサインを出してくれるおりこうさんでした。
 途中、喉がカラカラ〜と言って一度、一緒に浮上したものの、最後には私の手を離して1人で潜っていました。
 もう少し、体が大きくなったら、もっともっと上手に潜れそうです。
 

9月29日 崖下&クロスホール

        
ホソカマスの群れ    クロスホールの入り口付近で  ホールでのマリエちゃん   カミソリウオ         今日の伊良部島

9月28日 大雨のためボートを断念し、ビーチへ

 
  いっぱい見たよ〜、遊んだよ〜。透明度良好、水温27度。
 イシヨウジが楽しそうにランデブーしているところへ、ゲストのS君がバランスを崩してド〜ンと
 尻餅をついたところから始まったダイビング。イシヨウジはつぶされることなく左右に飛びずさりました。
 大きい〜バラクーダを見たときは、指示棒でバラクーダをさしてみんなに教えながら、
 「そういえば、光り物に近寄ってくるんだった・・・」と思い、近づいてきたらどうしよ〜と内心あせっていた。
 手のひらサイズのコブシメ3匹もいました。
  休憩している間に、カミナリがゴロゴロなりだし、2本目エントリー後に大雨が降ってきて
 海の中は「まるでナイト?」と思えるぐらい真っ暗になってしまいました・・・。

月のログ



  9月の宮古島の気温は約30度、水温はやはり30〜28度です。
 まだまだ3ミリのウエットスーツで大丈夫です。
 今年の9月は台風16号が約2週間近くも宮古島・沖縄近辺を停滞し、
 10日間もボートダイビングのできない日々が続きました。久米島や渡名喜島での台風による
 被害は全国的にもきっとニュースになっていたでしょうね。
 
  ボートダイビングに行けない間は、インギャーをはじめマイバーやシギラなどのビーチを
 点々としました。ビーチでの透明度が意外にも良かったのが幸いでした。
 ビーチでは、生まれたてと思われる超小のオドリハゼや初めて出会った「アセウツボ」
 コブシメの群れやタイワンカマスの群れ、ギンガメアジの幼魚の群やカスミアジ、
 5pほどのサザナミフグの赤ちゃんやチョウチョウコショウダイの幼魚・若漁・成魚など
 フィッシュウォッチングには事欠かない楽しいダイビングでした。

  台風がさった後は、池間島のサンゴたくさんに囲まれてのダイビングやL字アーチ・
 スネークホール・ミニグロットや一ノ瀬ドロップ、来間島にもにも出かけました。
 ビーチでのナイトダイビングにも行きました。北海道からの講習生や今までの講習生が
 たくさん遊びに来てくれて海況は今ひとつでしたが、毎日楽しく潜って食べて飲んで?
 
  今日は台風19号の影響で外はドシャブリの雨です・・・。

9月3日 イムギャーで体験ダイビング

 
  さぁ、はりきって体験ダイビング〜!
 カラッパを発見。たぶん、ソデカラッパかなぁ、マルソデカラッパかなぁ?
 今度、じっくり観察してきます。勢いよく、砂の中に潜っていった。
  次はモンダルマガレイ。動くから見つかるんだってば!
 イムギャーにすみついているケショウフグも今日はにぎやかなところまで出てきて
 いました。最近、よくここで出会うコブシメのチビッコには残念ながら会えなかったです。

9月2日 トリプルスリー&サメの根



          
  水温はまだ30度!
 流れはあったものの、1本目のトリプルスリー(333)の透明度は良かった!
 カスミチョウチョウウオやキンギョハナダイの群れ、アカククリもたくさん。
 ツムブリの群れも通過。
  
  サメの根のサメはいなかったが、ナンヨウキサンゴを観察したり、
 ヒメハナギンチャクがこんな岩場にいるよ〜と囲んだり。大きなカスミアジも通過。
 Zアーチには、いつものオドリハゼがやっぱり忙しそうにしていました。
 浅場のサンゴの中に、両津勘吉エビ(本当の名前はサンゴテッポウエビ)が2匹。
 本当に両さんのような「つながったマユゲ」があるんだよ。それもくっきり(^o^)
 

楽しかった夏休み

  アッという間にもう8月も終わりに近づきました。 
 夏休みの各ポイントのログをまとめてみました。

「魔王の宮殿」は、例年になくハタンポがたくさんで、それはそれはきれいです。
やっぱり夏の日射しの魔王は最高ですね〜。
「通り池」では、森さんが焦燥感におそわれ(本人いわく)何かを
感じたとか?感じないとか・・・。
「ミニグロット」のキビナゴの群れにはカツオやカスミアジが
捕食に精を出しています。
「中の島チャネル」の水路や「中の島ホール」の出口には
アカククリがゆらめいています。
「本ドロップ」では大型ロウニンアジを目の前で2匹みることができ、
少し深場ではヒオドシベラの幼魚が遊んでいました。
久しぶりに見たのでかわいらしかった!
「一ノ瀬ドロップ」の流れの速さに、勘弁して〜!と思いながら
みんなで泳いだ日もありました。
「エイトポールアーチ」にはカスミアジが遊んでいます。貝拾いも楽しかったな。
八重干瀬の
「ハナダイアーチ」ではマダラトビエイの小集団を見ました。
「ホワイトシティー」にいたスカシテンジクダイの群れは凄かった。
むこうが見えないぐらい。
ノコギリダイの子供達も100匹以上群れていて見事でした。
八重干瀬からの帰り道のトローリングも楽しかったです。
池間島周辺ポイントのサンゴのすばらしさは文字にできないくらいで、
珊瑚礁の棲む魚たちをたくさんウォッチングしてきました。
来間島や大神島のリーフでは、中学生のコウタとデバスズメダイに
囲まれながら講習をしました。
「L字アーチ」のロウニンアジも「ガケシタ」のモンツキカエルウオも健在。
「クロスホール」は魔王の負けないくらいのハタンポがいてすごく感動的です。
 初秋の宮古島の海はますますきれいです。
9月の皆さん、楽しみにしていて下さいね〜。