T  邸
−斜面に建つ住宅(北側に木製デッキのあるニ世帯住宅)−

掲載中
NEWS
琉球新報-住宅新聞かふう掲載

イメージパース
アプローチ(西から)
北側のデッキ(北から)
北西から
南東から
建築概要

 敷 地 面 積 430.71 2 (130.29坪)
 構     造 鉄筋コンクリート壁構造2階建
 建 築 面 積 124.64
2 (37.70坪)
  1 階床面積  84.13
2 (25.45坪)
 
2 階床面積  85.15 2 (25.76坪)
 述 床 面 積 169.28
2 (51.21坪)
 

写 真

【 家主の要望】 

 1. 家族がゆったりした気分でくつろげる空間とする

 2. 明るく、かつ自然(周辺)との調和をは図る

 3. 自然の空気の環流で夏涼しくかつ冬暖かいこと

 4. バリヤフリーとする

 5. ニ世帯住宅とする(外階段とする)

 6. 風水については、基本的なものは(水廻りくらい)取り入れる

 7. 家族構成
   1) 現  在 ---- 1F 夫婦
   2) 今回の計画-- 2F 息子夫婦+子供1人    1F と 2F で ニ世帯

 8. 建物(建坪)
   1) 現況
     平屋建22.7坪(74.9m2)
     和室 1(6畳)、和室 2(4.5畳)、洋間 1(6畳)、応接間 1(6畳)、キッチン(6畳)、便所・風呂場(狭い)
   ※ (1)応接間と洋間との間に二段ベットがあり、夏は風の通しが悪い
     (2) 夏は西日を直接受けて暑い
     (3) 逆に冬は太陽が入らず寒い
   2) 計画(間取りは現況のとおり)
       1階 24坪(80m2)  2階 22坪(73m2)  計 46坪
      1階部分
      (1)リビング・ダイニングキッチン(14畳、テレビの収納)、便所(0.5坪)、風呂場(1坪、システムバス)
        洗面所、洗濯物乾し場、洗面所に洗濯機設置(1・2階共通)
      (2)客間としての和室6畳(収納・床の間)、主寝室としての和室6畳(収納)
         書斎としての和室4.5畳(パソコン・本棚)
      2階部分
      (1)リビング・ダイニングキッチン(12畳)、便所(0.5坪)、風呂場(1坪、システムバス)、洗面所、
      (2)主寝室(洋間6畳、収納)子供部屋(洋間10畳、クローゼット)
        各部屋に収納を設ける、洗濯物乾し場
     ※ 子供部屋は、子供が増えたら仕切られるようにし、収納を設ける 

 - 特記事項 -
   1) 耐震強化構造
   2) 台風に備える工夫(北西からの風が強くあたる)
   3) 西日に対する工夫

 

【 設計主旨】
[1]
 北側の眺望を重視しています
 南側と東側から光を取り込み、北側に視界が抜けるように工夫
   
  1. 建物の中心に、居間・食堂を配置し、1階も2階も南北に細長い居間・食堂を配置し、東側は出来る
    だけオープンスペースになりうる和室や子供室をもってくることにより明るい空間を演出しています
  2. 各個室を建物のコーナーに配置することにより、通風性のよい明るい部屋を実現しています
  3. 北側の余ったスペースに鉄骨で持たせた木製デッキを配置し、土地を有効に活用することにより、
    居間・食堂空間に広がりをもたせています。晴れた日は、北側のはき出しの窓を開けることにより、
    居心地のいい居間・食堂空間になると思われます
  4. 南側にもデッキを設けています
  5. 北側ベランダに行きやすくするため、対面式キッチンを配置して工夫をしてあります
[2]
 北西側に屋上階段の壁を配置することにより、台風時の強風が建物に直接当たらない工夫
 また、北西側に水周りを配置することにより西日をカット
   玄関を西に取り、居室から離して西日の侵入をふさいでいます。また、水周りを北西側に取ることによっ
   て、居間・食堂の西日をカットしています。南西側に主寝室を取っていますが、西側を壁にすることによ
    り、西日をカットしています。
[3]
 風水上(沖縄の風水)、水周り関係は北西側に配置
[4]
 東西南北からの風が吹き抜ける通風性のある住宅なので、夏は涼しく冬は、太陽が部屋の奥ま
 で入り込むので暖かい住宅を実現。
 屋上庭園も蓄熱の効果が大
 
【 業務の経緯】

3月に設計契約  

4月〜7月 地滑り区域のため県に地滑り地域の許可申請等の業務(土木コンサルが担当)  

7月 建築確認申請業務

8月 実施図面作成

9月から北側の擁壁工事開始

11月下旬 着工

7月下旬 竣工