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5月12日 はれ Notes by sayfar@cosmos.ne.jp

面白シーサーは"こちら"から

 沖縄本島・那覇市・糸満市

 「糸満工芸陶苑」 第二話 
 土を大切に育てて、魂を入れ
 新しい形を作る・生命を作ることは、
 人間が社会を形成し、集団で生活した時
 から、スタートしたのでは。
 少なくとも、得た獲物や農作物を
 保存する容器としては、
 木製と同じように重要であったに
 違いない。

 考えて見ると、DNAの遠い記憶から、
 呼び起こされる何かが「やちむん」には
 あるかもしれない。

 それぞれの工房には、乾燥させ窯に入れる
 前の作品があるが、
 これまた、味があっていいものである。

 窯に入れると、色が様々に変化し
 美しい仕上がりになるのが、普通だが
 窯に入れる前は、出番を待ってる
 ダンサーに見える。
 心落ち着けて、静かに待つ表情そっくり。
 窯から出た「やちむん」は
 テーブルを舞台に、個性を強調しはじめる。
 
 今度は、どちらかというと
 オーケストラ演奏に近くなり、「やちむん」
 のそれぞれの持ち味で、
 食卓を飾ることになる。
 
 沖縄の「やちむん」の良さは、
 素朴さにあると思う。
 器に入る料理された食物の色は
 割と原色に近いものがあり、
 食べ物を引き立てる役割を
 「やちむん」は担っている。

 伝統的な長寿・健康食と
 ともに歩いてきた沖縄の「やちむん」
 を手にとって、
 土のやさしさを感じてみては、
 いかがですか。
 
 


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