大工哲弘と行く歌碑めぐり


 1998年6月7日 日曜日
 八重山出身である大工哲弘氏のしまうた
 教室の生徒が中心になって企画された歌
 碑めぐりを取材しました。
 とてものどかな雰囲気で、心あたたまる
 交流になり、小旅行としては充実の内容
 だった。

赤犬子(読谷)

写真をクリックすると大きめの画像がみられます。

      三線の元祖と呼ばれる"アカインコ/ 赤犬子"伝説
      の人物を讃えた碑が、本島中部読谷にある。
      尚真王時代に、中国に行き勉強し沖縄全島に三線
      を広めた功績がある。いまでも、読谷村では、旧
      暦九月二十日に"アカインコ祭り"を行っている。
      当時の中国から、麦や粟などの種を持ち帰り村を
      豊かにしたので、五穀豊穣の神となっている。

特牛節(残波岬)

くていぶし

     歌の内容は、「大にし村(読谷の古称)の強い牡牛
      は、なじちゃの草が大好きであるが、われわれ若
      者は、美しい花(美童)が大好きである。
      500年前南蛮貿易が盛んだった頃、歌や踊りの村
      として賑わい、毛遊びも盛んだった。

恩納なべ(恩納村)

     恩納村の伝説の詩人なべ。天地万物に呼びかける
      歌が多い。琉歌は、八・八・八・六の四句三十音
      がほとんどで、よく三線にのせて祝いの座などで
      歌われる。恩納なべの歌は、その代表と言える。
      碑は、恩納村の中央にあり、ここを訪れる人が多
      いのは、彼女の人気の高さは現在もある証左。

恩納コミュニティーセンター

 お昼時間は、恩納コミュニティーセンター
 で参加者ともに過ごした。この時大工さん
  直接話す機会があった。とても気さくな人
 で、しまうたを自然に楽しんでいる感じが
 よく伝わってきた。各地の生徒による余興
 が演じられた。

伊野波節(本部町伊野波)

ぬはぶし

 ラブソングの伊野波節。狭い石ころ道を愛
 する人と連れ添って登っていく。普段は、
 いやで長く難儀な道だけれど、こうして愛
 しい彼女と一緒なら、もっと道が遠くあっ
 て欲しいと歌う。古典音楽でも、名曲とし
 て名高い。石こびれとは、両方から迫って
 いる山狭の石ころ道。

二見情話(名護市二見)

ふたみじょうわ

 二見の美童は、評判どおりに心やさしい、
 同時に海や山の景観も他の村と比べても
 断然美しい。という歌詞で、照屋朝敏作。
 沖縄戦直後に収容地であった二見を去る
 時に、作った。
 

屋嘉節(金武町屋嘉)

やかぶし

 
 捕虜収容所があった場所で、当時とても
 流行した歌です。缶詰を利用したカンカ
 ラ三線で演奏していた。身も心も疲れ果
 て、やっとたどり着いた 捕虜収容所、我
 が身はなんとかなったが、家族や愛する人は?

 

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